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任意売却アドバイザー

任意売却アドバイザーが携わった本当にあったお話として、住宅ローンの支払いが滞り自宅が競売にかかった人や、投資マンションの支払いができなくなり困っている人など、住宅に関するお支払いにお困りの方にアドバイスとなる、お話を日々書き加えていきたいと思います。
HOME » 任意売却相談事例 » 林さんの住宅ローン事件簿2011その5 収益物件(情と欲で購入したら!!)VOL6
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 林は翌日、C銀行とEファイナンスに連絡し、担当の上杉、斉藤に専任をFAXし30分後に連絡です。
Eファイナンスの斉藤は、
「ウチは競売でいきますからいいですよ。それに東京からでは買い手、つけれませんでしょう。なんならウチの取引業者へ回しますか。」
と偉そうに言っています。年は30~35歳位でしょう。競売でいくからと言って、業者を紹介するからですから、こっちにやらせる気など全くないということです。言い方もきつく、林はどうせダメならと
「まあ、そうケンカ腰にならずに、ウチがオタクから金を借りているわけではないんですから。ウチも大阪に知り合いの業者がいますしね。三上さんが、斉藤さんの紹介の業者に任せるというなら、引きますけどね。債権者が専任を結ぶわけないですからね~」
というと、斉藤も
「だから競売で行くと言っているではないですか。あとは5~6万円ずつ返済してもらいますよ。年収もそこそこある方ですから、埼玉の方にマンションもあります。なんならそちらも競売かけて回収しますよ。」
と、林が何も知らない業者だと思っているようです。
「斉藤さん、埼玉のマンションローンが、3,000万円位残っていて、そのマンション、いくらすると思います。1,500~2,000万円で売れれば、いいとこですよ。競売かけても無剰余で取り消しでしょ。そのくらいのことも知らずに脅しているの?5~6万円返してもらうといっても、そこまでは無理でしょ。ただ、言えばいいってもんじゃないのでは。だいだい、福岡にも3件持っているんですよ。よく融資しましたね。ワンルームマンション5軒で1億円近いのですよ。それに自宅マンションが3,900万円で買っているのです。1億4,000万円は、三上さんも借りられませんでしょ、返済能力からしても。だからよく貸したよね~。」
と林が言うと、
「いや、賃料が入ってきますし、融資は私がやったわけではないのですから。」
と、トーンが落ちてきました。
「競売かけても、300万円ってとこでは。よくても400万円でしょ。そこまでいかないですかね。任売で400~500万円でしょう。違います?家賃から考えても、そんなもんですよ。よーく考えてくださいよ。」
林も言いながら、自分がムキになっていると思っていますが、コケにされると止まらない悪いところが出てきてしまいます。
「家賃が入ると言っても、1万円の管理費を払って、固定資産税と都市計画税を払ったら、残りはわかるでしょう。毎月、持ち出しですよ。買った三上さんも悪いけど、売った業者もオタクも悪いですよね。まあ、買い手がついたら連絡しますよ。」
と言うと、さっさと電話を切りました。


電話はこちらへ0120-888-349

メールはこちらへ
ご相談は任売コーディネイト99へ

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