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任意売却アドバイザー

任意売却アドバイザーが携わった本当にあったお話として、住宅ローンの支払いが滞り自宅が競売にかかった人や、投資マンションの支払いができなくなり困っている人など、住宅に関するお支払いにお困りの方にアドバイスとなる、お話を日々書き加えていきたいと思います。
HOME » 親子間売買 » 林さんの住宅ローン事件簿2011その1親子間売買VOL2
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渋谷の喫煙所は、エリアに入ると、ヘビースモーカーの林でさえその臭いに閉口します。
林はいつも道路側の方で一服するのが常です。一服すると、午後6時ジャストです。
林は小川にTELすると、すぐに「はい、小川です。林さんですか?」と声が返ってきました。「今どこですか?私は、黒のコートにエンジのマフラーに黒いカバンを持って道路側にいます。」と答えて切ると、後ろから「林さんですか?」と声がしました。振り向くと、林より若干背の低い、スーツにカーキ色のジャンパーを着た男性が立っていました。
「ああ、小川さん、どうも林です。」というと「寒いのでどこかに入りますか?」と林は言うと、いつもの地下の喫茶店に向かうのに、スクランブル交差点を渡り始めました。午後6時ということもあり、交差点を渡る8割は若者です。スーツ姿の人も多いですが派手なコスチュームの女の子も楽しそうに宇田川町の方へ歩いていきます。
林は渡ってすぐのパーラーに入ります。そこは若者はいつでも少なく、40代以上のスーツ姿が多く、静かなので450円のコーヒーでも高くは思いません。
話が話なので、隅のボックスに座り、名刺交換です。
小川に「もっとこわい人が来ると思っていたので不安でしたが、安心しました。」と言われ、「そうなんですよ。電話の声が低いので、いつも言われてるんですよ。相談者には、損なんですけど、債権者との交渉には、得することもあるんで、行って来いですかね。」と言うと、カバンからノートを取り出し、緑のファイルを出し、テーブルに置きます。ファイルには、親子、親族間売買と書いてあります。林は相談者により、会うときのファイルを変えています。4種類用意しています。「早速ですが、今はどんな状況ですか?」と話し出すと、「電話で話したと思いますが、父が40年間やってきた卸問屋がもう駄目なのです。まあ年も68歳なので、もういいんですけど、まだ祖母がいますし、母親も実家を手放すの何とか防ぎたいと思っているですが、今の父ではどうにもならないこともわかっているんですが。」

電話はこちらへ0120-888-349
メールはこちらへ

 


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