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任意売却アドバイザー

任意売却アドバイザーが携わった本当にあったお話として、住宅ローンの支払いが滞り自宅が競売にかかった人や、投資マンションの支払いができなくなり困っている人など、住宅に関するお支払いにお困りの方にアドバイスとなる、お話を日々書き加えていきたいと思います。
HOME » 親子間売買 » 林さんの住宅ローン事件簿2011その1親子間売買VOL3
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と言うとコーヒーを一口飲んで、
「林さんに今日、会う前にこの間の日曜日に、弟も呼んで4人で話をしたんです。弟は、千葉に住んでいて、嫁と子供2人で自宅を買っているので、住宅ローンがあるため、金は出せそうもないんです。私は実家に住んでいます。嫁と中学生の男の子が1人いるんですが、毎月15万円、母には渡していたのですが、それでも駄目みたいなんです。それで、都銀や信金に私がローンを組めるか聞いたのですが、親の家を買うと言っただけで、断られてしまい、相手にしてくれません。ネットを見ていたら、林さんのホームページを見たものですから、ダメもとで連絡をしたんです。何とかなりますか?」
と弱々しい声で話をします。林は、小川の言っていることをノートに書きとめています。時々は顔を上げてみると、小川の顔は不安がいっぱいそうでした。
父親は68歳、名前は小川勝。母親は67歳、名前は幸子。弟は40歳、正二。小川は、政一。
小川の話では、父親は、生活用品卸で、昔はディスカウントショップや個人の店舗に卸を行い、有限会社で、昭和後半は社員も10人程いて、そこそこの商いをしていたそうです。バブルがはじけて、次々とショップも閉店が続き、3年前には、社員も3人になり、借りていた倉庫も4分の1の大きさに替え、今は年商も3分の1の1億~1.5億円に減ってきたそうです。リーマンショックで、更に業績は悪化。今は倉庫も小さくなり、車も2台。自宅も倉庫にしているそうです。自宅を買ったのも平成2年。住宅金融公庫の金利は5%台の時です。価格は6,500万円。土地は40坪、建物は30坪。小川が大学生の時だそうです。当時はバブルも崩壊の直前で、その兆候も見えてきた頃です。弟も大学を出しているので会社の業績は良かったのでしょう。


電話はこちらへ0120-888-349
メールはこちらへ

 


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